こんにちは！
KT-graphのTAKAHIROです！
みなさん、ズームレンズと単焦点レンズについて正しく答えられる方はいますか？
カメラは大きく分けて２種類のレンズにわかれています。
こちらについて詳しく話していきたいと思います。
焦点距離を動かせるのがズームレンズ
以前キットレンズについて説明しましたが、キットレンズは基本ズームレンズとなっています。
ズームレンズはその名の通りズーム出来るんですね！
要するに焦点距離を変える事が出来る！！
こちらはSIGMAの28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryというズームレンズです。
レンズの商品名、本体にmm数が表示されているかと思います。
上のレンズでいくと28-70mmと記載があります。
こちらが焦点距離の可動域、つまりどれだけズーム出来るかを表しています。
28mmが最も広く撮影が出来る広角側、70mmが遠くを撮影できる望遠側となります。
広角側の事を「ワイド端」「広角端」と呼んだりします。
望遠側を「テレ端」「望遠端」と呼びます。
つまりこちらのレンズは
28mm～70mmまでの間で焦点距離を変えることが出来るという事です。
標準域をカバーしたとても良いレンズですね！
F値が変化しない通しズームレンズとは？
ズームレンズには焦点距離の他にF値の記載も商品名または、本体に記載されています。
上のレンズでいくとF2.8と記載があります。
こちらがF値通しのレンズです！
ズームレンズにはこのF値通しのレンズと
F値が可変するズームレンズの２種類があります。
F値可変のズームレンズ
皆さんのお持ちのレンズには
F3.5-5.6なで数値が2つ記載されてたりしないですか？
これも焦点距離と同じでF値が3.5～5.6の間で動くという事です。
ではどういった基準で動くのでしょうか。
F値については以前お話しましたが、光を取り込む量を変更することが出来るんです。
写真というのは、光を撮るとも言われており、
光を多く取り込める方が明るく写り、表現に幅が出てきます。
お買い求めの際はなるべくF値の小さいものを選んでみましょう。
通常、焦点距離が大きく（望遠側）なるとその分画角が狭くなるので光を取り込む量が少なくなるため
F値はだんだん大きくなっていきます。
つまり望遠側の方で撮影する方が暗くなるという事です。
例えば
焦点距離24-105ｍｍ Ｆ3.5-5.6のレンズがあったとします。
この場合ワイド端の24mm側ではF値は最大開放にするとF3.5で撮影可能で、
テレ端の105mmで撮影すると最大開放F値が5.6になるという事です。
なのでワイド端で撮影した時はそれなりに明るく撮影できたのに
テレ端で撮影すると少し暗めの写真になってしまうという事ですね！
F値が変動するレンズはそういったデメリットもありますが、
その分お手頃価格で手に入れる事が出来ます。
F値通しレンズ
F値が可変するズームレンズとは対局のF値通しレンズとはどんなものでしょう。
通しのレンズは焦点距離を変えても開放値が変わらないレンズの事を言います。
要はワイド端で撮ってもテレ端で撮っても開放F値は同じで撮影出来るのです！
こちらは初めに紹介した
SIGMAの28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryというレンズです。
こちらのF値の記載は2.8とありますね。
F値通しのレンズにはF値が１つしか記載されていないのです。
F値通しの最大のメリットはズームしても開放F値が変わらずテレ端側と同じだけの光を取り込む事が出来るのです。
ただF値通しのレンズは、本来ズームするごとに変わっていく（暗くなる）F値を固定しているので
それだけ技術が詰まっているんですね。
何が言いたいかというと、、、高いんです笑笑
F値2.8の通しレンズともなれば最低でも10万程度はします。
ご自身のお財布事情と相談しながら自分にあったレンズを購入してみてください。
まとめ
少し長くなったのでここら辺にして、次回は単焦点レンズについてお話しようと思います。
今回はズームレンズとは何ぞや！F値通し？
この辺りおさらいしましょう。
ズームレンズとは焦点距離が可変するレンズの事。
F値の通しレンズはズームしてもF値が変わらず明るく撮影できるが値段が高い。
変動するレンズは望遠側で撮影すると暗くなるが値段がお手頃
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