こんにちは!
KTgraphTAKAHIROEです。
今回はカメラの3大設定値の1つF値のお話をしていこうと思います。
F値とは
F値とは、絞りとも呼ばれており、カメラのレンズに「F3.5-5.6」のように表示されている値の事を言います。
カメラはシャッタースピード、ISO、F値、これらを使って光を操り適正露出で撮影を行います。
じゃあいったいどこを見てF値を判断すればいいのでしょうか?
簡単です。
レンズをお持ちの方は一度見てみてください。
レンズのリング付近にF(数字)と表記かあると思います。
それがF値です!!
F値の特徴は大きく分けて3つあります。
では詳しく説明していきましょう。
光の量をコントロールできる
レンズの中にはしぼり羽根と呼ばれるものが数枚入っており、その羽根を大きく開くか小さく絞るかで光の入ってくる量をコントロール出来るのです。
光を取り込む量
多い————-少ない
F1.8————F5.6
人間の瞼を想像してみてください。
明るい所に行くとまぶしくて瞼を閉じ、目に光が入ってくる量を少なくしようとしますよね?
逆に暗い場所に行くと、目を大きく開き多くの光を取り込もうとします。
カメラも同じで絞り羽根を開けば(開放)取り込まれる光の量は増え、閉じれば取り込まれる光の量は少なくなります。
なので暗い場所ではF値を小さくしてより光の入ってくる量を増やす事をお勧めします。
逆に、明るい場所であればF値を大きくして光を調節してみてください。
ボケ感がすごい
次にボケ感についてです。
やはり一眼レフカメラを買ってまず撮りたいと思うのは背景がボケボケの写真ですよね!
僕も最初はそんな写真が撮りたくて、カメラを購入しました笑
一眼レフカメラ特有のボケ感はこのF値に関係しています。
F値が小さければ小さい程ボケやすくなり、F値を大きくすればするほどボケの量は少なくなります。
何を撮影するかによってどの程度のボケ感が必要なのか考えてみてください。
ピントがあっている範囲の調節
最後にそれは被写界深度というものです。
あまり聞きなじみがないかもしれませんが、簡単に言うとピントが合っている範囲を表します。
先ほどのボケ感と近い存在ですが、要するにピントが合っている範囲以外は緩やかにボケていくという事です。
F値が小さい程被写界深度は浅くなり、ピントが合っている範囲が狭くなるということです。
F値が大きい程被写界深度は深くなっていきピントが合っている範囲が広くなります。
例えば人を撮るとき(ポートレート)等はボケ感を多く出したいのでF値は小さく被写界深度を浅くした方がきれいな写真が撮れます。
逆に風景等を撮る場合はF値を大きめにして全体的にピントを合わせます。
このように何を撮るかによってF値を変えてみてください。
最後に
そしてこのF値はレンズによってF値の範囲が変わってきます。
「F3.5-5.6」とレンズに表記されていればF値は3.5から5.6の範囲で明るさが変更されるという事です。
このように基本的にレンズにはF値の最小値と最大値が表記されています。
ただし、F値が1つしか表記されていないレンズもあります。
それがF値通しのレンズです。
通常のF値が変わるレンズであればF値を変えれば明るさが変わります。
ですが通しのレンズであればF値を変えても明るさは変わることなく明るいまま撮影ができます。
レンズによってF値は変わってきますので1度お持ちのレンズを確かめて見てください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カメラ全く知らない人も、少し聞いたことあるな!って人もよりカメラについて知識が深まってきたのではないでしょうか!!
知識ばかり増えても実際にカメラを手に取って撮影してみないとわからないこともあります。
百聞は一見にしかずです!!笑
今からでも全然遅くない!
カメラライフをスタートしましょう!!!
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