こんにちは！
KTgraphのKEISUKEです。
みなさんは『メタバース』というワードをご存じでしょうか？
今日は最近流行りの『メタバース』と、それに関連するバーチャルフォトグラファーという可能性について、お話しようと思います。
技術の進歩は日に日に進んでいます。
近い将来、メタバース空間で活躍するカメラマンがもっと増えてくるかもしれません。
メタバースとは
メタバースとは「仮想世界」のことを意味しますが、その意味は抽象的で、わかりにくいと思われることが多いです。
しかし、こう聞くとピンとくる方もいるかもしれません。
コロナ禍で世間を賑わせた「あつまれ どうぶつの森」略して「あつ森」。「あつ森」は個性豊かなどうぶつたちと、新たな住民として引っ越してきた「あなた」が生活するひとつのメタバースです。
つまりメタバースとは、現実世界に体がありながらも、仮想空間で「あなた」が行動できる空間のことです。
「Facebook」や「「Instagram」を運営している元facebook社も今は社名を「Meta」に変えています。
メタバースへの力の入れ具合が感じられますね。
メタバースの利用例
漫画やアニメ、小説などでは馴染みのあるメタバースですが、実際に私たちの周りでメタバースはどのように利用されているのでしょうか。
ここからはメタバースの利用例を簡単に紹介します。
- ゲーム
- オンライン会議
- バーチャルライブ
ゲーム
ゲームにおいてもメタバースは活用されています。
いわゆるオープンフィールドと言われるゲーム世界においては、ロード時間が削減され、自身が操作するキャラクターがゲーム世界を歩き回ります。
かつてはゲームの活動範囲の狭かったフィールドが、現在ではとても広くなっているのが特徴です。
代表的なゲームとして、冒頭でも述べた「あつ森」や「フォートナイト」など有名ですね。
オンライン会議
今までのZOOMなどと異なり、メタバースでは自身が仮想空間にアバターなどの姿で赴き、そこで話し合いをするようになります。
VRなどを装着すれば、仮想空間にいるはずなのに目の前にはパソコンが置いてあり、そのパソコンの操作もできるようになります。
まだまだ手軽に使えるゴーグルがそこまで普及していないですが、今後スマホのように誰でも簡単に扱えるものが現れたら、いよいよバーチャル空間でのみ仕事をする人が急増するでしょう。
バーチャルライブ
今までの3Dでのライブの場合には、あくまでもそのライブ空間をまるで現実世界のように見れるというメリットがありましたが、同じ空間・時間を共有している「共感覚」はありませんでした。
しかし、メタバースを活用すると「共感覚」を楽しむことができます。
バーチャルフォトグラファー
さて、これまで説明してきたバーチャルな世界、メタバースが普及してくることで、必然的にバーチャルな仕事が世に生まれてきています。
その中の１つに『バーチャルフォトグラファー』という存在がじわじわと世に出ていることをご存じでしょうか。
既にバーチャル空間を主な仕事場とされている写真家やフォトグラファーもちらほら増えており、今後さらにその勢いは増すと思われます。
どんな活動をするの
バーチャルフォトグラファーとしての主な活動は、主に以下の2つです！
- 仮想空間上での写真・映像撮影
- フォトコンテストや写真展
VRChatやバーチャルフェスなど様々なメタバース上でのイベントに参加して、映像・写真をメタバース上で撮影します。
VRChatとは？！
VRChatとは、バーチャル空間の中でほかのプレイヤーと交流したり、さまざまなコンテンツを体験できるVRSNS。
毎日のようにおしゃれを満喫して、その場その瞬間がファッションショー。ゲームのキャラクタークリエイトや撮影が好きな人にとっては、とても居心地の良い空間
#ヤタノの漫遊記
World：Green Field
by：mycollar広大な大地を二段ジャンプやダッシュで駆け巡られる他、相手を掴んだり登ったりできます
巨大なアバターを持っている方がいればワンダと巨像みたいな事やRPGの空飛ぶ乗り物に乗った時の挙動みたいな事が出来ちゃうぞ#VRChat_world紹介 #VRChat pic.twitter.com/2Vi9iWin8b
— ヤタノ＠バーチャル FOX 第二期METAQUESTアンバサダー (@fox_yata9) October 29, 2022
一例として、サンリオバーチャルフェスで実際にVRの世界でバーチャルフォトグラファーが会場内イベントの様子を撮影しています。
このようにバーチャル上で撮影を行うカメラマンをバーチャルフォトグラファーと呼びます。
本日もSANRIO Virtual FESにて写真撮影をえこちん、rocksuchさん（@rocksuch）、柚葉さん（@Yzha_v）の3人で担当しまーす！📸
よろしくお願い致します！🙏#sanrio_vfes
#VRChat pic.twitter.com/Cl9FmP6EdR— えこちん📸🐳✨ (@ecochin) December 12, 2021
最近でいうとVRMFという大きなVR音楽祭があり、そういったVR空間のライブの撮影やプロモーション撮影などにバーチャルフォトグラファーが求められていくのではないかと思います。
また、VR空間内でのフォトコンテストも今後盛り上がってくるのではと予想しています。
現実世界の写真家の方がバーチャルコンテストで審査員だったりとか、最優秀賞の方にはプレゼントがあったりだとか、いろいろと想像できますね！
TheFourthFocus が主催するバーチャルフォトコンテストで受賞しました❗️(Detail部門)
数々の素晴らしい作品の中から選んで頂きとても光栄です😭 未だに信じられませんが、これかも精力的に写真を撮っていこうと思います！
TheFourthFocus様 審査員の皆様方、本当にありがとうございました！ https://t.co/ownfq0pndo— nokAman (@nokAman_) January 15, 2022
バーチャルフォトグラフィーという文脈からお声掛けいただきVRChatワールドのバーチャルフォトコンテスト審査員をさせていただきます。
インゲームフォトと同様にこれから益々盛り上がる界隈！楽しみです。
よろしくお願いいたします！ https://t.co/tDyFPvHkzc— 写真家 横田裕市 (@yokoichi777) November 9, 2021
今後の展開
さて、いかがだったでしょうか。
まだまだ発展途中ではありますが、今後メタバース世界の進化は目を見張るものがあります。
その中で現れる新たな職業や仕事はすごく多様だと思います。
今後も新たな情報があれば、逐一発信していきますね！！
それでは良きフォトライフを！！
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